無電解ニッケルめっきとは 溶液中での酸化還元反応を利用して被めっき物の表面に、金属ニッケル皮膜を 析出させる方法です。 複雑な形状であっても全体に均一な膜厚を付けることが可能な為、 寸法精度を要求される品物に適しております。 外観は光沢のある銀白色となります。 高い密着力を持つため耐食性にも優れ、熱処理により硬度を上げる ことも可能です。弊社ではニッケルーリン(中リン・低リン)ニッケルボロン PTFE(テフロン複合無電解ニッケルめっき)に対応しております。
1自動ラインは、材質アルミ、ステンンレス、鉄対応 2手動ラインは、材質ステンレス、鉄、アルミ、銅および銅合金対応 3ボロン、ニッケルボロン、無電解ニッケルに対応 4高・中・低リンタイプがあり特性から任意に選定できます 5多品種、小ロットに対応 ※対応工場は小山工場・フィリピンになります
無電解ニッケルめっき(アルミ・鉄・ステンレス・銅および銅合金材) 特長 独自の前処理・めっき法により、高い密着力と高耐食性を持ちます 膜厚が均一です 皮膜は非磁性です 耐摩耗性に優れています 熱処理により硬度が上がります 主な用途 HDD部品 寸法精度の維持が必要な部品 プリンター部品および周辺部品
無電解ニッケルめっき(ニッケルボロンめっき) 特長 皮膜が均一で、優れた耐食性を示します はんだ付け製。耐摩耗性に優れ、初期硬度はHv800に達します 比抵抗が低く、電気的皮膜特性が優れています 主な用途 コンプレッサー摺動部品 ギヤ・弁・コネクター リードフレーム セラミック圧電素子
無電解ニッケルめっき(PTFE含有無電解ニッケルめっき) 特長 皮膜が均一です PTFEを含有する皮膜は、潤滑性、撥水性、非粘着機能が付加されて、摺動性部品のかじり、焼付きに対して大きな効果があります 主な用途 電気接続部品・コネクター プリント基板・端子 軸受・特殊ねじ 樹脂成形金型