RoHS指令・REACH規制など環境規制への対応について
自動車・電子機器・輸出品などでは、製品に使用する材料や表面処理について、RoHS指令やREACH規制への対応を求められることがあります。
表面処理についても、
・六価クロムを使用していないか
・三価クロメートなど、どのような処理を行っているか
・使用する薬品や材料に規制対象の物質が含まれていないか
・客先からどのような資料の提出を求められているか
などを確認する必要があります。
黒坂鍍金工業所では、環境規制への対応が必要な表面処理について、処理仕様や使用する材料などを確認しながらご相談を承っています。
RoHS指令への対応
RoHS指令は、電気・電子機器などに含まれる特定有害物質の使用を制限するEUの規制です。
表面処理では、特にクロム(Cr)系の処理について確認が必要になる場合があります。
例えば、亜鉛めっきの後処理には
・三価クロメート
・六価クロメート(RoHS指令の制限対象)
などがあり、処理仕様によって使用する化学物質が異なります。
図面に「ユニクロ」、「クロメート」などと記載されている場合も、名称だけでは現在の処理仕様を判断できないことがあります。
RoHS対応が必要な場合は、図面や現在の処理内容をご確認の上、ご相談ください。
REACH規制への対応
REACH規制は、化学物質の登録・評価・認可・制限などを定めたEUの規則です。
表面処理でも、使用する薬品や材料などに含まれる物質について確認が必要になる場合があります。
ただし、REACH規制への対応は、表面処理だけで判断できるものではなく、製品全体や使用材料、サプライチェーンからの情報などを含めて確認する必要があります。
そのため、お客様から求められている確認内容や書類などをお知らせいただき、対応可能な範囲について個別にご相談いただく形となります。
環境規制対応で確認できること
環境規制への対応については、まず表面処理の仕様を確認します。
例えば、
・めっきの種類
・後処理の種類
・使用する薬品・材料
・図面上の処理指示
・客先から求められている規制・提出資料
などです。
必要な情報がわからない場合でも、「客先からこのような書類を求められている」といったご相談からでも構いません。処理仕様を確認し、必要に応じて使用している薬品メーカーなどへの確認も含め、対応方法を検討します。
よくあるご相談
Q1.「六価クロムを使っていない処理に変更したい」
A1. 現在の表面処理仕様や図面をご確認の上、ご相談ください。三価クロメートなど代替となる処理について検討します。
Q2.「客先からRoHS/REACHについて確認を求められた」
A2. 客先から届いた要求事項や指定フォーマットなどがあれば、お知らせください。内容を確認し、弊社で確認出来る範囲や必要な対応についてご案内します。
Q3.「証明書や資料を提出してほしいと言われた」
A3. 必要な書類の内容によって対応方法が異なります。一律に発行できるものではないため、要求されている書類やフォーマットをご確認の上、ご相談ください。
環境規制対応についてご相談ください
RoHSやREACHなどの環境規制は、表面処理の種類だけで判断できない場合があります。また、客先によって求められる確認内容や提出書類も異なります。
「現在のめっき仕様がRoHS対応なのか確認したい」
「六価クロムを使用しない処理に変更したい」
といった場合は、現在の図面や客先からの要求内容などをお知らせください。内容を確認し、対応可能な範囲についてご案内します。
納品時に膜厚測定データや検査成績書は発行できますか?(まもなく公開)

