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社内にどのような分析・測定機器がありますか?

品質と検査に関するよくある質問

社内にどのような分析・測定機器がありますか?

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「解析を依頼したいが、どこまで対応できるか知りたい」「社内設備で何が確認できるか」こうしたお問い合わせをよくいただきます。本記事では、黒坂鍍金工業所が保有する分析・測定機器について紹介します。

保有する主な分析・測定機器

FE-SEM(電界放出形走査電子顕微鏡)+EDX(エネルギー分散型X線分析)

めっき・表面処理の不具合解析において最も重要な機器です。

  • FE-SEM:めっき皮膜の断面・表面を高倍率で観察する。ピンホール・クラック・剥離界面・皮膜の内部構造を直接確認できます
  • EDX:観察部位の元素組成を分析する。汚染物質の特定・腐食生成物の同定・合金成分の分布確認に使用します

FE-SEM+EDXの組み合わせは、不具合の「何が・どこで・なぜ」を特定するための核心的な手法です。

デジタルマイクロスコープ(DMS)

光学的に表面・断面を高倍率で観察し、膜厚の測定も行えます。

  • 白ムラ・白点などの外観不良部位と正常部位の比較観察
  • 皮膜の表面形状・粗さの確認
  • めっき前後の表面状態の比較

FE-SEM観察の前段階として、全体像の把握に活用しています。

蛍光X線膜厚計

非破壊で膜厚を測定します。

  • 測定範囲:0.01〜数十μm(めっきの種類による)
  • 非破壊・短時間での測定が可能
  • 検査成績書への記載データとして使用

納品時の膜厚確認・工程内の膜厚管理に日常的に使用しています。

ビッカース硬度計

金属からセラミックスまで幅広い材料の「硬さ(削れにくさ・変形しにくさ)」を測定するための試験機です。ダイヤモンド製の正四角錐を材料に押し込み、できた「くぼみ」の大きさを顕微鏡で測定して硬度(Hv)を算出します。めっき皮膜の硬度を測定することで、お客様の要求する膜質かどうか確認します。

断面研磨・ミクロ観察設備

FE-SEM観察用の断面試料を社内で作製できます。

  • ダイヤモンドカッターによる切断
  • 樹脂埋め込み・研磨
  • 光学顕微鏡によるミクロ観察

現物を送っていただければ、断面を作製して観察まで一貫して対応できる体制が整っています。

「FE-SEM解析と断面観察をまとめて依頼したい」という場合は 試料作製から解析・報告書作成まで一貫対応しています。現物をそのままお送りください。

解析を依頼する

社内設備で対応できること・外部委託するもの

対応 内容
社内対応 FE-SEM観察・EDX分析・DMS観察・蛍光X線膜厚計・断面作製・硬度測定
外部委託対応 塩水噴霧試験(SST)・引張試験・特殊分析(必要に応じて)

塩水噴霧試験などの信頼性試験は、信頼性の高い外部試験機関と連携して対応しています。

塩水噴霧試験など耐食性試験・信頼性評価のデータは出せますか?(まもなく公開)

納品時に膜厚測定データや検査成績書は発行できますか?

お問い合わせ

「この分析は対応できるか」「こういった不具合を調べたい」という場合は、まずご相談ください。対応可能な内容と方法をお伝えします。

お問い合わせはこちら

その他のご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。

試作品や、1個からでも対応いたします
図面や仕様が固まっていないものや、量産前の検証や性能確認、処理選定のご相談も歓迎します。
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